2014年04月29日

2Dイラストに3Dを使おう!!≪プロローグT≫

■プロローグT

@『今回はプロローグです。』

本プロローグですが、以前お伝えしてい全一回構成から変更し前編後編の二回に分ける形でお届けさせて頂きたく思います。
当初予定していた以上に規模が膨らんでしまったのが理由となります。


それでは、2Dのイラストに3Dソフトで作ったオブジェクトを合成する方法をご説明する前に、必要となる機材やおすすめのソフトウェアをご紹介したいと思います。本格的な説明はAからになりますので長い文章読みたくないよって方はクロールしてAまで飛んで下さっても大丈夫です。

さて、長文につきあっていただける優しい皆さんにいくつか3Dに挑戦する前もの心構えの話をしたいと思います。みなさん3D用の機材やソフトは2Dと比較しかなり高額であるという印象をお持ちでは無いでしょうか?

そうです、実際の相場はかなり高額です(笑)

でもまあまず、作業用PCについてはそんなに心配はいないという事をお伝えしましょう。
近年高機能低価格化が進んだおかげで随分と3D用PCの敷居は低くなりました。
現在でしたらBTOショップで七万円以上のモデルを買っておけばまぁ本講座で説明する事はすべて実践可能でしょう。詳しいスペック等はまた後程記載します。

というわけで3D製作に使用するPCについては、今このブログを閲覧しているPCや2D製作に使用しているPCで十分だという方も多いでしょうし、仮に購入するとしてもそんなに気張って高いPCを購入する必要はありません。少しは安心して頂けましたでしょうか?

しかしながらソフトウェアの方はまだまだ高いのが現状です。こんなペラペラの円盤がなんでこんなにするんだ!馬鹿なのか!?と叫びたくなるソフトウェアも珍しくありません。

『御三家』
3Dソフトの御三家とされる、Maya,3DSMAX,Softimageは以前に比べ手に入れやすい価格に
成りましたがそれでも50万円程度と正気を疑いたくなるような価格です。
(つい先日Softimageの方は開発打ち切りの上Mayaへの開発チームの統合が発表されましたね…汗)
(画像は公式ウェブサイトより)
3dsmax.jpg


私もMaya,3DSMAXについては勉強しましたが、個人でアカウントを持っているわけではありません。
というか趣味での所有をおすすめ出来るソフトウェアではありません。

3D業界で生きていくぐらいの決意のある方か、若しくは札束でドミノ倒しをするレベルでお金の余ってる人は買うのも一興でしょう。(笑)
ソフトウェア自体は50万円強ですが、サブスクリプション等仕事で運用するための契約や準備をすると1アカウントで初期導入費で100万円とかざらです。

でも大丈夫、当講座では極力個人で安く気軽に入手できるソフトウェアをご紹介し、
それを使いこなすためのノウハウをお話ししていく予定です。

具体的に言えば社会人なら最低五千円程度、もし九万円用意出来れば理想の環境を構築出来ておつりが来ます。
もしあなたが学生なら最低額は同じ五千円程度になりますが、アカデミックライセンスを活用する事によって5万で理想的な環境を構築できるはずです。


A『具体的な機材とソフトウェアについて。』

まず3Dの製作に必要なPCですが、3DでPCに主に負荷をかける部分は主にCPUとグラフィックボードですになります。
なのでもしPCに予算をかけるならばここに重点的にかけることをお勧めします。

今回記事でご紹介させて頂く内容は一般向けののNVIDIA GeForceからオンボードのHD5000等で十分作業を行える内容になっておりますが、
当ブログではクリエイター用のグラフィックボードシリーズであるNVIDIA Quadroシリーズをお勧めしております。


お勧めの理由は主に、3Dソフトウェアに使用されているプログラミング言語の問題とソフトウェアサポートの二点になります。
まず3Dソフトウェアに使用されているプログラミング言語の問題についてですが、
一般的な3Dゲームに使われているプログラミング言語はDirectXなのに対し3D製作ソフトウェアの殆どはopenGL形式になります。
それぞれあまり知られておりませんが、NVIDIA GeForceシリーズはDirectX特化、NVIDIA QuadroシリーズはopenGL特化の設計がされています。
そのため3D製作においてQuadroシリーズはGeForceシリーズに対し圧倒的なパフォーマンスのアドバンテージが得られるのです。

もう一点各3D製作ソフトウェアの公式サポートにおいてNVIDIA Quadroシリーズは最も推奨されサポートされるグラフィックボードとなります。
それに対しNVIDIA GeForceシリーズはエラーが起き易くサポートされる型番が少ないのが問題点となりますので、
安定性という事に置いてNVIDIA Quadroシリーズは圧倒的優位を持っております。

以上の説明を聞くと3D製作を行ううえでNVIDIA Quadroシリーズを選ぶ以外選択肢は無いように思われるかもしれませんが、
NVIDIA QuadroシリーズはNVIDIA GeForceシリーズに比べかなり高価なグラフィックボードになっておりますので、
GeForceシリーズを用いて3D製作を行うスタジオさんも少なからず存在しております。

quadro_k600.jpgquadro_k2000.jpgquadro_k4000.jpgquadro_k5000.jpg
左上から順に
NVIDIA Quadro K600 [PCIExp 1GB]     \20,360~
       Quadro K2000D [PCIExp 2GB] \53,550~
      Quadro K4000 [PCIExp 3GB]   \109,710~
            Quadro K5000 [PCIExp 4GB]   \204,146~
      (記載価格は2014/04/29価格コム最安値)


やはりGeForceシーリーズと比べると高い印象でしょうか?
一応もっと高価格なモデルも存在しています。
どのモデルを導入するかは自分の製作するCGのレベルとお財布に相談が必要ですね。(笑)

より詳しくNVIDIA Quadroシリーズについて知りたい方は以下のサイトさんが詳しく纏めてくれておりますのでそちらを参照するといいでしょう。



私は以前GeForceシリーズを使用していましたが3D製作に運用して基本的な問題は殆どありませんでしたが、高密度のポリゴンや物理演算を行うとエラーが多発する印象でした。(同チップでも型番によってかなり差がありますので、あくまで一個人の感想としてお受け取り下さい。)
現在は財布と相談しQuadroK4000を導入運用しておりますが、正直オーバースペックな印象です。
個人使用ではQuadroK2000あたりが安定でしょうか。

後CPUの性能は3DCGのレンダリング(書き出し)の時間に関係します。レンダリングに時間かかっても良いという方は、そんなにCPUの性能を求める必要はありません。CPUに関しましては最近のMacBook Airでもモデリング&レンダリング作業が可能でした。(3000ポリゴンくらい)

メモリも4Gもあればそうそう困ることは無いでしょうし、これについては追加が簡単に出来ます。

■新規で購入するなら
もし新規で購入されるのであれば性能に対しわりと安価で購入できるドスパラ、マウスコンピューターのBTOがお勧めです。
それぞれ3DCG等のクリエイター向けPCを取り扱っているショップさんになります。一度覗いてみるのもいいでしょう。
その他以下のサイトさんも3DCG向けのPCについてわかりやすく説明しておりますので参考になります。




さて、みなさん。
3D製作を行うためのPCについてなんとなく理解して頂けたでしょうか?

今回のプロローグTはここまでになります。
次回はプロローグUとなりまして、当シリーズで扱うソフトウェアを紹介していく予定です。
どうぞ引き続き宜しくお願いします。

質問等は出来る範囲で対応致しますのでコメント欄にどうぞ。


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